MIBレファレンス


3.13 axLoginグループ

ユーザからのログインに関するSNMP通知で使用されるMIBです。

〈この節の構成〉

(1) 識別子

axLogin OBJECT IDENTIFIER ::= {axMib 52}

(2) 実装仕様

axLoginグループの実装仕様を次の表に示します。

表3‒45 axLoginグループの実装仕様

#

オブジェクト識別子

SYNTAX

アク

セス

実装仕様

実装

有無

1

axLoginName

{axLogin 1}

DisplayString

AN

ログインユーザ名。

Y

2

axLoginTime

{axLogin 2}

DisplayString

AN

ユーザがログインした時刻(年月日時分秒タイムゾーン)を,最大27バイトの文字列で表示します。

"YYYY/MM/DD hh:mm:ss XXXXXXX"で表示します。

  • YYYY:西暦

  • MM:月(01〜12)

  • DD:日(01〜31)

  • hh:時(00〜23)

  • mm:分(00〜59)

  • ss:秒(00〜59)

  • XXXXXXX:タイムゾーン

DDとhhの間,およびssとXXXXXXXの間は,1バイトのスペース文字が入ります。

例 2012/10/09 10:23:10 JST

Y

3

axLogoutTime

{axLogin 3}

DisplayString

AN

ユーザがログアウトした時刻(年月日時分秒タイムゾーン)を,最大27バイトの文字列で表示します。

"YYYY/MM/DD hh:mm:ss XXXXXXX"で表示します。

  • YYYY:西暦

  • MM:月(01〜12)

  • DD:日(01〜31)

  • hh:時(00〜23)

  • mm:分(00〜59)

  • ss:秒(00〜59)

  • XXXXXXX:タイムゾーン

DDとhhの間,およびssとXXXXXXXの間は,1バイトのスペース文字が入ります。

例 2012/10/09 10:23:10 JST

Y

4

axLoginFailureTime

{axLogin 4}

DisplayString

AN

ユーザがログインに失敗した時刻(年月日時分秒タイムゾーン)を,最大27バイトの文字列で表示します。

"YYYY/MM/DD hh:mm:ss XXXXXXX"で表示します。

  • YYYY:西暦

  • MM:月(01〜12)

  • DD:日(01〜31)

  • hh:時(00〜23)

  • mm:分(00〜59)

  • ss:秒(00〜59)

  • XXXXXXX:タイムゾーン

DDとhhの間,およびssとXXXXXXXの間は,1バイトのスペース文字が入ります。

例 2012/10/09 10:23:10 JST

Y

5

axLoginLocation

{axLogin 5}

DisplayString

AN

ログインユーザの接続形式情報を次の形式で表示します。

  • コンソールの場合

    "console"

  • AUXの場合

    "aux"

  • その他の場合

    "XXXX[ VRF:<vrf id> ](YYYY)"と表示します。

    ・XXXX:IPアドレス

    ・[ VRF:<vrf id> ]:VRF ID(グローバルネットワークからのアクセスの場合は表示しません)

    ・YYYY:アプリケーション(telnet,ssh,ftp)

例 "console","192.168.1.1(telnet)","192.168.1.1 VRF:2 (telnet)","2001:db8:1:100::53(telnet)"

Y

6

axLoginLine

{axLogin 6}

DisplayString

AN

ログインユーザの端末識別子情報を次の形式で表示します。

  • コンソールの場合

    "console"

  • AUXの場合

    "aux"

  • その他の場合

    "XXXX(YYYY)"と表示します。

    ・XXXX:端末

    ・YYYY:アプリケーション(telnet,ssh,ftp)

例 "console","ttyp1(telnet)"

Y

7

axLogoutStatus

{axLogin 7}

INTEGER

AN

ログアウト要因。

  • error(1):下記要因以外のログアウト

    (例:内部不正によるシステムアウトなど)

  • success(2):コマンドによるログアウト

  • timeout(3):auto-logoutによるログアウト

  • disconnect(4):回線切断によるログアウト

  • force(5):ほかのユーザによる強制ログアウト

本装置では固定値(2)を応答します。

Y