MIBレファレンス


3.8.6 axOspfv3IfTable

接続する各OSPFv3インタフェース情報に関するMIBです。

本MIBはグローバルネットワークの情報だけが対象となります。

〈この項の構成〉

(1) 識別子

axOspfv3 OBJECT IDENTIFIER ::= {axMib 15}
axOspfv3IfTable OBJECT IDENTIFIER ::= {axOspfv3 7}

(2) 実装仕様

axOspfv3IfTableの実装仕様を次の表に示します。

表3‒34 axOspfv3IfTableの実装仕様

#

オブジェクト識別子

SYNTAX

アク

セス

実装仕様

実装

有無

1

axOspfv3IfTable

{axOspfv3 7}

SEQUENCE OF AxOspfv3IfEntry

NA

ルータが接続する各インタフェースの情報を格納するテーブル。

Y

2

axOspfv3IfEntry

{axOspfv3IfTable 1}

AxOspfv3IfEntry

NA

ルータが接続する各インタフェースの情報を格納するリスト。

INDEX

{ axOspfv3IfDomainNumber,

axOspfv3IfIndex,

axOspfv3IfInstId }

Y

3

axOspfv3IfDomainNumber

{axOspfv3IfEntry 1}

Integer32

NA

OSPFv3ドメイン番号。

Y

4

axOspfv3IfIndex

{axOspfv3IfEntry 2}

InterfaceIndex

NA

このOSPFv3インタフェースのインタフェースIndex。

Y

5

axOspfv3IfInstId

{axOspfv3IfEntry 3}

Unsigned32

NA

interface instance識別子。

Y

6

axOspfv3IfAreaId

{axOspfv3IfEntry 4}

Unsigned32

R/O

このインタフェースが接続しているエリアのエリアID。

Y

7

axOspfv3IfType

{axOspfv3IfEntry 5}

INTEGER

R/O

インタフェースタイプ。

  • ブロードキャスト(1)

  • ノンブロードキャスト(2)

  • Point-Point(3)

  • Point-Multipoint(5)

Y

8

axOspfv3IfAdminStatus

{axOspfv3IfEntry 6}

Status

R/O

インタフェースの管理状態。

  • enabled(1)

  • disabled(2)

Y

9

axOspfv3IfRtrPriority

{axOspfv3IfEntry 7}

Integer32

R/O

このインタフェースのプライオリティ。

Y

10

axOspfv3IfTransitDelay

{axOspfv3IfEntry 8}

Unsigned32

R/O

このインタフェース上でリンク状態更新パケットを送信するのに必要とされる時間(単位:秒)。

Y

11

axOspfv3IfRetransInterval

{axOspfv3IfEntry 9}

Unsigned32

R/O

リンク状態広告(LSA)の再送信間隔(単位:秒)。

Y

12

axOspfv3IfHelloInterval

{axOspfv3IfEntry 10}

Integer32

R/O

Helloパケットの送信間隔(単位:秒)。

Y

13

axOspfv3IfRtrDeadInterval

{axOspfv3IfEntry 11}

Unsigned32

R/O

Helloパケットの最大許容受信間隔(単位:秒)。

Y

14

axOspfv3IfPollInterval

{axOspfv3IfEntry 12}

Unsigned32

R/O

非ブロードキャスト多重アクセスネットワーク上の,不活動隣接局へのHelloパケット送信間隔(単位:秒)。

Y

15

axOspfv3IfState

{axOspfv3IfEntry 13}

INTEGER

R/O

インタフェースの状態。

  • down(1)

  • loopback(2)

  • waiting(3)

  • PtoP(4)

  • DR(5)

  • BDR(6)

  • other(7)

  • standby(8)

Y

16

axOspfv3IfDesignatedRouter

{axOspfv3IfEntry 14}

Unsigned32

R/O

ディジグネーテッドルータのルータID。

Y

17

axOspfv3IfBackupDesignatedRouter

{axOspfv3IfEntry 15}

Unsigned32

R/O

バックアップディジグネーテッドルータのルータID。

Y

18

axOspfv3IfEvents

{axOspfv3IfEntry 16}

Counter32

R/O

このインタフェースで状態が変化した,またはエラーが発生した回数。

Y

19

axOspfv3IfRowStatus

{axOspfv3IfEntry 17}

RowStatus

R/NC

このエントリのステータスを示します。

active(1)固定。

Y

20

axOspfv3IfDemand

{axOspfv3IfEntry 18}

TruthValue

R/O

このインタフェースでDemand OSPFv3手順を行うかどうかを示します。

  • true(1)

  • false(2)

false(2)固定。

Y

21

axOspfv3IfMetricValue

{axOspfv3IfEntry 19}

Integer32

R/O

このインタフェースのメトリック。

Y

22

axOspfv3IfLinkScopeLsaCount

{axOspfv3IfEntry 20}

Gauge32

R/O

リンク状態データベース(LSDB)中のLinkScopeリンク状態広告(LSA)の数。

Y

23

axOspfv3IfLinkLsaCksumSum

{axOspfv3IfEntry 21}

Unsigned32

R/O

LSDB中のLinkScope LSAのLSチェックサムの合計。

Y

24

axOspfv3IfDemandNbrProbe

{axOspfv3IfEntry 22}

TruthValue

R/O

このインタフェースで,隣接の探索を行います。

false(2)固定。

Y

25

axOspfv3IfTEDisabled

{axOspfv3IfEntry 25}

TruthValue

R/O

トラフィックエンジニアリングが,所属エリア内で有効になっている場合,トラフィックエンジニアリングがインタフェースで無効になっているかどうかを示します。

true(1)固定。

Y

26

axOspfv3IfLinkLSASuppression

{axOspfv3IfEntry 26}

TruthValue

R/O

LinkLSA生成が抑止されているかどうかを示します。

Y