passive-interface
OSPFv3ネットワーク(config-ifモードで,ipv6 ospf areaを指定したインタフェース)を,スタブネットワーク(OSPFv3パケットを送受信しないネットワーク)とすることを指定します。
[入力形式]
- 情報の設定
passive-interface {default | <interface type> <interface number>}
- 情報の削除
no passive-interface {default | <interface type> <interface number>}
[入力モード]
(config-rtr)
[パラメータ]
- {default | <interface type> <interface number>}
-
すべてのインタフェースまたは指定したインタフェースをパッシブに指定します。
- default
-
すべてのOSPFv3ネットワークをパッシブに指定します。
defaultパラメータを追加,削除した場合,ほかのpassive-interface設定はすべて削除されます。
- <interface type> <interface number>
-
OSPFv3ネットワークのインタフェースを指定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
<interface type> <interface number>には,次に示すインタフェース種別グループに対応するインタフェース名およびインタフェース番号を指定できます。詳細は,「パラメータに指定できる値」の「■インタフェースの指定方法」を参照してください。
・イーサネットインタフェース
・イーサネットサブインタフェース
・ポートチャネルインタフェース
・ポートチャネルサブインタフェース
・VLANインタフェース
・マネージメントポート
[コマンド省略時の動作]
指定のないインタフェースはパッシブ(スタブネットワーク)になりません。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
-
OSPFv3パケットを送信できるすべてのインタフェースを送信抑止状態にする場合は,passive-interface defaultコマンドを指定します。また,この状態でno passive-interface <interface type> <interface number>コマンドを指定すると,指定インタフェースを送信可能状態とします。
[関連コマンド]
ipv6 ospf area