コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3


ip ospf hello-interval

Helloパケットの送信間隔を指定します。

[入力形式]

情報の設定・変更
ip ospf hello-interval <seconds>
情報の削除
no ip ospf hello-interval

[入力モード]

(config-if)

イーサネットインタフェース,ポートチャネルインタフェース,VLANインタフェース,マネージメントポート

(config-subif)

イーサネットサブインタフェース,ポートチャネルサブインタフェース

[パラメータ]

<seconds>

送信間隔を指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    1〜255(10進数:秒)を指定します。

[コマンド省略時の動作]

NBMAインタフェース(ip ospf networkコマンドでnon-broadcast指定)の場合,初期値を30秒とします。それ以外では,初期値を10秒とします。

[通信への影響]

なし。ただし,同一ネットワークに接続されたルータのhello-intervalの設定値が不一致であれば,dead-interval経過後に隣接関係を切断します。

[設定値の反映契機]

設定変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. 同一ネットワークに接続されたルータの送信間隔は,同じ値でなければなりません。

[関連コマンド]

ip ospf dead-interval
ip ospf network