コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3


graceful-restart strict-lsa-checking

ヘルパールータで,リスタートルータとの間でLSAデータベースが同期していない状況になった場合,ヘルパー動作を止めます。

本コマンドを設定した場合,次のどちらかの条件でヘルパー動作を止めます。

[入力形式]

情報の設定
graceful-restart strict-lsa-checking
情報の削除
no graceful-restart strict-lsa-checking

[入力モード]

(config-router)

[パラメータ]

なし

[コマンド省略時の動作]

LSAデータベースの同期が取れていない場合でも,グレースフル・リスタートを継続します。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. 本コマンドの設定は,すべてのヘルパールータで統一してください。これは,グレースフル・リスタートを止めたヘルパーが一つでも在ると,リスタートルータでは,すべてのヘルパーとのグレースフル・リスタートを止めるためです。

[関連コマンド]

graceful-restart mode