vrrp preempt delay
自動切り戻しを抑止する時間を設定します。自動切り戻しが有効の場合,切り戻しを行う前に設定した時間だけ処理を抑止します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
vrrp <vrid> preempt delay <seconds>
- 情報の削除
no vrrp <vrid> preempt delay
[入力モード]
- (config-if)
-
イーサネットインタフェース,ポートチャネルインタフェース,VLANインタフェース
- (config-subif)
-
イーサネットサブインタフェース,ポートチャネルサブインタフェース
[パラメータ]
- <vrid>
-
仮想ルータのIDを指定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
1〜255
-
- <seconds>
-
自動切り戻しを抑止する時間(秒)を指定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
1〜65535
-
[コマンド省略時の動作]
自動切り戻し抑止時間を0秒とします。自動切り戻しを抑止しません。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
-
vrrp followコマンドを設定している場合,本設定は無効です。
[関連コマンド]
なし