コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2


switchport vlan mapping

Tag変換情報エントリを設定します。

[入力形式]

情報の設定・変更
switchport vlan mapping <vlan tag> <vlan id>
情報の削除
no switchport vlan mapping <vlan tag> <vlan id>

[入力モード]

(config-if)

イーサネットインタフェース,ポートチャネルインタフェース

[パラメータ]

<vlan tag>

LAN上で使用するVLAN Tagの値を指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    1〜4095

<vlan id>

フレームを扱うVLANのVLAN IDを指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    パラメータに指定できる値」を参照してください。

[コマンド省略時の動作]

Tag変換しません。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. Tag変換を有効にするためには,switchport vlan mapping enableコマンドを指定する必要があります。

  2. Tag変換は,該当ポートがトランクモードのときだけ有効です。

  3. ネイティブVLANでは,送受信するフレームにVLAN Tagが付かないため,Tag変換を指定しても実際には変換されません。VLAN Tag,VLAN IDに,ネイティブVLANのVLAN IDを指定しないでください。

[関連コマンド]

switchport mode trunk
switchport trunk
switchport vlan mapping enable