コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


duplex

次のインタフェースを対象に,ポートの全二重/半二重を設定します。

[入力形式]

情報の設定・変更
duplex {half | full |auto}
情報の削除
no duplex

[入力モード]

(config-if)

イーサネットインタフェース

[パラメータ]

{half | full |auto}

ポートの接続モードを半二重固定,全二重固定またはオートネゴシエーションに設定します。

回線種別に応じて,speedコマンドおよび本コマンドのパラメータを組み合わせて指定します。指定可能なパラメータの組み合わせを次の表に示します。指定可能なパラメータ以外を指定した場合,autoで動作します。

表16‒1 指定可能なパラメータ

回線種別

指定可能なパラメータ

speedコマンド

duplexコマンド

10BASE-T/

100BASE-TX/

1000BASE-T

10※1

100※1

half※2

full※1

auto

auto 10※1

auto 100※1

auto 1000

auto 10 100※1

auto 10 100 1000※1

auto

1000BASE-X

1000

full

auto

auto 1000

auto

注※1

NIFがNLXG-6RSの場合は指定できません。

注※2

NIFがNL1GA-12S,NL1G-24T,NL1G-24S,NLXG-6RS,およびNLXGA-12RSの場合は指定できません。

half

ポートを半二重固定モードに設定します。

full

ポートを全二重固定モードに設定します。

auto

全二重/半二重をオートネゴシエーションで決定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    なし

[コマンド省略時の動作]

autoとなります。

[通信への影響]

運用中のポートに指定した場合,いったんポートがダウンし,一時的に通信が停止します。そのあとで再起動します。

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

なし

[関連コマンド]

speed