コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


template

コンフィグレーションコマンドのテンプレートを作成します。本コマンド実行後,templateモードに移行します。

[入力形式]

情報の設定
template <template name> [$<parameter> [...] ]
情報の変更
template <template name> change-parameter [$<parameter> [...] ]
情報の削除
no template <template name>

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

<template name>

テンプレート名を指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    31文字以内の名前を指定します。

    詳細は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。

$<parameter>

テンプレートパラメータ(テンプレートに登録するコンフィグレーションコマンドの任意入力のパラメータを置換できる文字列)を指定します。本パラメータは,テンプレート内でコンフィグレーションコマンドのパラメータとして使用できます。

テンプレートを反映するときに,apply-templateコマンドのパラメータに指定した値で本パラメータを置換して,コンフィグレーションコマンドを実行します。一つのテンプレートに設定できるテンプレートパラメータの最大数は100です。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    なし

  2. 値の設定範囲

    先頭はドル($)で,<parameter>には31文字以内の英数字とハイフン(-),アンダースコア(_)を指定できます。

change-parameter [$<parameter> [...] ]

本コマンド実行時に指定したテンプレートパラメータを,change-parameterパラメータで指定したテンプレートパラメータに変更します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    テンプレートパラメータを変更しません。

  2. 値の設定範囲

    なし

[コマンド省略時の動作]

なし

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

apply-templateコマンド実行時に,テンプレートに設定したコンフィグレーションコマンドを反映します。

[注意事項]

  1. templateモードでは,コンフィグレーションコマンドのシンタックス内で,空白で区切られる任意入力のパラメータ一つに対して,本コマンドで設定したテンプレートパラメータを一つ使用できます。ただし,パラメータがイーサネットサブインタフェースまたはポートチャネルサブインタフェース指定の場合は,<nif no.>/<port no.>と<subinterface index>,<channel group number>と<subinterface index>を,それぞれ二つのテンプレートパラメータに分けて指定してください。

  2. 本コマンドを使用して既存のテンプレートを再編集する場合,テンプレートの作成時に設定したテンプレートパラメータの構成を変更してからパラメータに指定して実行したときでも,既存のテンプレートパラメータの構成を変更しないで編集を開始します。テンプレートに設定したテンプレートパラメータの構成を変更して再編集したい場合は,change-parameterパラメータを指定してください。

[関連コマンド]

end-template
apply-template
delete
insert
replace