コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


status

編集中のコンフィグレーションの状態を表示します。

[入力形式]

status

[入力モード]

コンフィグレーションモード

[パラメータ]

なし

[表示説明]

statusコマンドの表示内容を次の表に示します。

表3‒7 statusコマンド表示内容

表示項目

表示内容

File name

編集中の対象ファイルが表示されます。

  • ランニングコンフィグレーション:running-config

Commit mode

コンフィグレーションのコミットモードが表示されます。

  • 逐次コミットモード:Auto commit

  • 手動コミットモード:Manual commit

Last modified time

最終編集時刻と更新者を表示します。編集状態によって,下記のように表示されます。

  • 初期導入時未編集:Not modified

  • 装置起動後未編集:<Date> by <User> (not modified)

  • 編集後未保存:<Date> by <User> (not saved)

  • 編集後保存済み:<Date> by <User> (saved)

Buffer

Total

編集中のコンフィグレーションファイルとして利用できる全容量が表示されます。

Available

編集中のコンフィグレーションファイルとして利用できる残容量が表示されます。また,全容量に対する割合をパーセンテージで表示します。

Fragments

編集中のコンフィグレーションファイルの中で,削除などで断片化が発生した無効エリア容量が表示されます。また,全容量に対する割合をパーセンテージで表示します。

Login user

現在,装置にログインしているユーザ名とログイン時間が表示されます。コンフィグレーション編集中のユーザは“edit”という表示が付加されます。

[コマンド省略時の動作]

なし

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

なし

[注意事項]

  1. 残容量が少ない場合は,空きがあってもコンフィグレーションコマンドを実行できないことがあります。

  2. NIFを取り付けたり,交換したりした場合,コンフィグレーションが自動的に変更されることがあります。その際,最終編集時刻も更新されます。

[関連コマンド]

なし