18.2.1 コンフィグレーションコマンド一覧
スタブエリア,NSSAを使用する場合と,エリアボーダルータとして動作する場合のコンフィグレーションコマンド一覧を次に示します。
なお,「17 OSPF」で解説している機能のコマンドは,「表17‒4 AS外経路広告に関係するコンフィグレーションコマンド一覧」,「表17‒5 経路選択や経路学習に関係するコンフィグレーションコマンド一覧」,「表17‒6 コンフィグレーションコマンド一覧」を参照してください。
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                      コマンド名  | 
                  
                      説明  | 
               
|---|---|
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                      area default-cost  | 
                  
                      スタブエリアに広告するデフォルトルートのコスト値を設定します。  | 
               
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                      area nssa  | 
                  
                      NSSAとして動作するエリアを設定します。  | 
               
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                      area range  | 
                  
                      エリアボーダルータでエリア間経路を,指定したマスク付きアドレスに集約して広告します。  | 
               
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                      area stub  | 
                  
                      スタブエリアとして動作するエリアを設定します。  | 
               
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                      area virtual-link  | 
                  
                      仮想リンクを設定します。  | 
               
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                      コマンド名  | 
                  
                      説明  | 
               
|---|---|
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                      disable  | 
                  
                      OSPF動作の抑止を設定します。  | 
               
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                      ip ospf area  | 
                  
                      インタフェース単位でのOSPF動作制御を設定します。  | 
               
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                      network  | 
                  
                      OSPFが動作するネットワークアドレス範囲(アドレスとワイルドカードマスク)と,所属するエリアIDを設定します。  | 
               
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                      router-id  | 
                  
                      ルータID(ルータの識別子)を設定します。  |