コンフィグレーションガイド Vol.3


17.4.1 コンフィグレーションコマンド一覧

OSPFパケット,NBMA設定に関するコンフィグレーションコマンド一覧を次の表に示します。

表17‒6 コンフィグレーションコマンド一覧

コマンド名

説明

ip ospf dead-interval

隣接ルータからHelloパケットを受信できなくなったときに隣接関係を維持する時間を設定します。

ip ospf hello-interval

Helloパケットの送信間隔を設定します。

ip ospf network

インタフェース種別(ブロードキャスト,NBMAまたはポイント−ポイント)を設定します。

ip ospf priority

指定ルータになる優先度を設定します。

ip ospf retransmit-interval

LSAの再送間隔を設定します。

ip ospf transmit-delay

OSPFパケットを送信するのに必要な遅延時間を設定します。

message-size (OSPF)

本装置が送信するOSPFパケットの最大長を設定します。

neighbor (OSPF)

隣接ルータのアドレスを設定します。

passive-interface (OSPF)

パッシブインタフェースを設定します。

OSPF動作に関係するコンフィグレーションコマンド一覧を次の表に示します。

OSPFでは,エラーパケット受信,OSPF状態変更のSNMP通知を送信できます。

表17‒7 コンフィグレーションコマンド一覧(OSPF動作に関係するコマンド)

コマンド名

説明

snmp-server host※1

SNMP通知を送信する宛先のネットワーク管理装置を設定します。

system mtu※2

装置のMTUを設定します。

ip mtu※3

インタフェースでの送信IP MTU長を設定します。

interface loopback※4

ループバックインタフェースを設定します(OSPFのパッシブインタフェースとして使用できます)。

注※1

コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1」 「14 SNMP」を参照してください。

注※2

コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1」 「16 イーサネット」を参照してください。

注※3

コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3」 「2 IPv4・ARP・ICMP」を参照してください。

注※4

コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3」 「4 ループバックインタフェース」を参照してください。