コンフィグレーションガイド Vol.1


20.2.3 IPインタフェースの削除

〈この項の構成〉

(1) イーサネットインタフェースの削除

[設定のポイント]

イーサネットインタフェースからIPアドレスを削除します。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# interface gigabitethernet 1/1

    イーサネットインタフェース1/1のコンフィグレーションモードに移行します。

  2. (config-if)# no ip address 192.0.2.1

    イーサネットインタフェース1/1からIPアドレスの設定を削除します。

(2) イーサネットサブインタフェースの削除

[設定のポイント]

イーサネットサブインタフェースを削除する場合,IPアドレスとVLAN Tagの設定を削除してから,イーサネットサブインタフェースを削除します。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# interface gigabitethernet 1/1.5

    イーサネットサブインタフェース1/1.5のコンフィグレーションモードに移行します。

  2. (config-subif)# no ip address 192.0.2.1

    イーサネットサブインタフェース1/1.5からIPアドレスの設定を削除します。

  3. (config-subif)# no encapsulation dot1q

    (config-subif)# exit

    イーサネットサブインタフェース1/1.5からVLAN Tagの設定を削除して,グローバルコンフィグレーションモードに戻ります。

  4. (config)# no interface gigabitethernet 1/1.5

    イーサネットサブインタフェース1/1.5を削除します。

(3) ポートチャネルインタフェースの削除

[設定のポイント]

ポートチャネルインタフェースからIPアドレスを削除します。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# interface port-channel 10

    ポートチャネルインタフェース10のコンフィグレーションモードに移行します。

  2. (config-if)# no ip address 192.0.2.1

    ポートチャネルインタフェース10からIPアドレスの設定を削除します。

(4) ポートチャネルサブインタフェースの削除

[設定のポイント]

ポートチャネルサブインタフェースを削除する場合,IPアドレスとVLAN Tagの設定を削除してから,ポートチャネルサブインタフェースを削除します。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# interface port-channel 3.5

    ポートチャネルサブインタフェース3.5のコンフィグレーションモードに移行します。

  2. (config-subif)# no ip address 192.0.2.1

    ポートチャネルサブインタフェース3.5からIPアドレスの設定を削除します。

  3. (config-subif)# no encapsulation dot1q

    (config-subif)# exit

    ポートチャネルサブインタフェース3.5からVLAN Tagの設定を削除して,グローバルコンフィグレーションモードに戻ります。

  4. (config)# no interface port-channel 3.5

    ポートチャネルサブインタフェース3.5を削除します。

(5) VLANインタフェースの削除

[設定のポイント]

VLANインタフェースを削除する場合,IPアドレスの設定を削除してから,VLANインタフェースを削除します。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# interface vlan 10

    VLANインタフェース10のコンフィグレーションモードに移行します。

  2. (config-if)# no ip address 192.168.1.1

    (config-if)# exit

    VLAN 10からIPアドレスの設定を削除して,グローバルコンフィグレーションモードに戻ります。

  3. (config)# no interface vlan 10

    VLANインタフェース10を削除します。VLANインタフェース10を削除すると,ポートVLAN 10も削除されます。