コンフィグレーションガイド Vol.1


6.2.8 コンフィグレーションの編集終了

〈この項の構成〉

(1) 編集内容を保存して編集終了

saveコマンドまたはcommitコマンドで編集内容をスタートアップコンフィグレーションファイルへ保存したあと,グローバルコンフィグレーションモードでquitコマンドまたはexitコマンドを実行します。

逐次コミットモードでのコンフィグレーションの編集終了例を次の図に示します。

図6‒29 コンフィグレーションの編集終了例(逐次コミットモード)
!(config)# save
(config)# quit             <-1
  1. 編集を終了します。

手動コミットモードでのコンフィグレーションの編集終了例を次の図に示します。

図6‒30 コンフィグレーションの編集終了例(手動コミットモード)
!(config)# commit
A commit of the configuration finished successfully.
(config)# quit             <-1
  1. 編集を終了します。

(2) 編集内容を保存しないで編集終了

コンフィグレーションを編集したあと,saveコマンドまたはcommitコマンドを実行しないで,編集終了のquitコマンドまたはexitコマンドを実行すると確認のメッセージが表示されます。スタートアップコンフィグレーションファイルに保存しないでコンフィグレーションモードを終了する場合は「y」を入力してください。「y」以外が入力されるとコンフィグレーションモードを終了できません。編集内容を保存しない場合のコンフィグレーションの編集終了例を次の図に示します。

図6‒31 編集内容を保存しない場合のコンフィグレーションの編集終了例
# configure                                                            <-1
(config)# 
       :
       :                                                               <-2
       :
!(config)# quit
The changes to the configuration have not been saved.
Do you want to exit configure mode without saving the changes? (y/n): y
                                                                       <-3
!#
  1. コンフィグレーションの編集を開始します。

  2. コンフィグレーションを編集します。

  3. 確認メッセージが表示されます。