トラブルシューティングガイド
運用系BCUでreloadコマンドを使用して,装置を再起動できます。コマンドの入力形式およびパラメータについては,「運用コマンドレファレンス」を参照してください。
- <この項の構成>
- (1) メモリダンプを採取して再起動する
- (2) メモリダンプを採取しないで再起動する
- (3) 装置を停止する
(1) メモリダンプを採取して再起動する
BCUを再起動するときにメモリダンプを採取する場合の手順を次に示します。
- [実行例1]
- 待機系BCUを再起動して,その際メモリダンプを採取します。
- 次のreloadコマンドを実行します。なお,dump-imageパラメータは省略できます。
> reload -f dump-image standby >
- [実行例2]
- 運用系BCUを再起動して,その際メモリダンプを採取します。運用系BCUが再起動すると,系切替が発生します。
- 次のreloadコマンドを実行します。なお,dump-imageパラメータは省略できます。
> reload -f dump-image active >
- [実行例3]
- 両系のBCUを再起動して,その際メモリダンプを採取します。
- 次のreloadコマンドを実行します。なお,dump-imageパラメータは省略できます。
> reload -f dump-image >
(2) メモリダンプを採取しないで再起動する
BCUを再起動するときにメモリダンプを採取しない場合の手順を次に示します。
- [実行例1]
- 待機系BCUを再起動しますが,その際メモリダンプを採取しません。
- 次のreloadコマンドを実行します。
> reload -f no-dump-image standby >
- [実行例2]
- 運用系BCUを再起動しますが,その際メモリダンプを採取しません。運用系BCUが再起動すると,系切替が発生します。
- 次のreloadコマンドを実行します。
> reload -f no-dump-image active >
- [実行例3]
- 両系のBCUを再起動しますが,その際メモリダンプを採取しません。
- 次のreloadコマンドを実行します。
> reload -f no-dump-image >
(3) 装置を停止する
BCUおよび装置を停止する場合の手順を次に示します。停止したときは,メモリダンプを採取しません。
- [実行例1]
- 待機系BCUを停止します。
- 次のreloadコマンドを実行します。
> reload -f stop standby >
- [実行例2]
- 運用系BCUを停止します。運用系BCUが停止すると,系切替が発生します。
- 次のreloadコマンドを実行します。
> reload -f stop active >
- [実行例3]
- 装置を停止します。
- 次のreloadコマンドを実行します。
> reload -f stop >
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