MIBレファレンス
本MIBはVRFに関する情報が対象となります。
- <この項の構成>
- (1) 識別子
- (2) 実装仕様
(1) 識別子
axVrf OBJECT IDENTIFIER ::= {axMib 11} axVrfIp OBJECT IDENTIFIER ::= {axVrf 1}
(2) 実装仕様
axVrfIpの実装仕様を次の表に示します。
表3-8 axVrfIpの実装仕様
# オブジェクト識別子 SYNTAX アク
セス実装仕様 実装
有無1 axVrfIpAddrTable
{axVrfIp 1}SEQUENCE OF AxVrfIpAddrEntry NA VRFごとのインタフェースアドレステーブル。 Y 2 axVrfIpAddrEntry
{axVrfIpAddrTable 1}AxVrfIpAddrEntry NA このエンティティのIPアドレスの一つのためのアドレッシング情報のリスト。
INDEX
{ axVrfIpAddrVrfIndex,
axVrfIpAdEntAddr }Y 3 axVrfIpAddrVrfIndex
{axVrfIpAddrEntry 1}Integer32 R/O 該当VRFのVRFインデックス。
VRFごとにつけられたユニークな番号。
なお,ユーザが指定した該当VRFのVRFインデックスは,axVrfIpAdEntDescrで表示されます。Y 4 axVrfIpAdEntAddr
{axVrfIpAddrEntry 2}IpAddress R/O IPアドレス。 Y 5 axVrfIpAdEntIfIndex
{axVrfIpAddrEntry 3}Integer32 R/O インタフェース番号。
ポートのifIndex。Y 6 axVrfIpAdEntNetMask
{axVrfIpAddrEntry 4}IpAddress R/O サブネットマスク。
ポートにつけられているサブネットマスク。Y 7 axVrfIpAdEntBcastAddr
{axVrfIpAddrEntry 5}Integer32 R/O IPブロードキャスト送信時のアドレスの最下位ビットの値。 Y 8 axVrfIpAdEntReasmMaxSize
{axVrfIpAddrEntry 6}Integer32 R/O ポートで受信した,IPフラグメントされたデータグラムからリアセンブルできる最も大きいIPパケットのサイズ。 Y 9 axVrfIpAdEntDescr
{axVrfIpAddrEntry 7}DisplayString R/O 該当VRFの詳細の説明。コンフィグレーションでユーザが設定したVRF ID。 Y 10 axVrfIpNetToMediaTable
{axVrfIp 2}SEQUENCE OF AxVrfIpNetToMediaEntry NA IPアドレスから物理アドレスへのマッピングに使用されるIPアドレス変換テーブル。 Y 11 axVrfIpNetToMediaEntry
{axVrfIpNetToMediaTable 1}AxVrfIpNetToMediaEntry NA 物理アドレスに対応した一つのIPアドレスのエントリ。
INDEX
{ axVrfIpNetMediaVrfIndex,
axVrfIpNetToMediaIfIndex,
axVrfIpNetToMediaNetAddress }Y 12 axVrfIpNetMediaVrfIndex
{axVrfIpNetToMediaEntry 1}Integer32 R/O 該当VRFのVRFインデックス。
VRFごとにつけられたユニークな番号。
なお,ユーザが指定した該当VRFのVRFインデックスは,axVrfIpNetToMediaDescrで表示されます。Y 13 axVrfIpNetToMediaIfIndex
{axVrfIpNetToMediaEntry 2}Integer32 R/O 有効となるインタフェース番号。
ipNetToMediaPhysAddressを持つインタフェース番号。Y 14 axVrfIpNetToMediaPhysAddress
{axVrfIpNetToMediaEntry 3}PhysAddress R/O メディアに依存した物理アドレス。
ipNetToMediaIfIndexに対応し,IP直下のアドレス。Y 15 axVrfIpNetToMediaNetAddress
{axVrfIpNetToMediaEntry 4}IpAddress R/O メディアに依存した物理アドレスに対応するIPアドレス。
ipNetToMediaIfIndexに対応するIPアドレス。Y 16 axVrfIpNetToMediaType
{axVrfIpNetToMediaEntry 5}INTEGER R/O マッピングのタイプ。
コンフィグレーションで設定した静的エントリ(4),
- other(1)
- invalid(2)
- dynamic(3)
- static(4)
動的エントリ(3),
無効エントリ(2),
そのほか,Inverse ARPなどのエントリ(1)。
ほかのVRFからインポートされたエントリはotherになります。Y 17 axVrfIpNetToMediaDescr
{axVrfIpNetToMediaEntry 6}DisplayString R/O 該当VRFの詳細の説明。コンフィグレーションでユーザが設定したVRF ID。 Y
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