MIBレファレンス

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3.5.1 axVrfIp

本MIBはVRFに関する情報が対象となります。

<この項の構成>
(1) 識別子
(2) 実装仕様

(1) 識別子

 
axVrf OBJECT IDENTIFIER ::= {axMib 11}
axVrfIp OBJECT IDENTIFIER ::= {axVrf 1}

(2) 実装仕様

axVrfIpの実装仕様を次の表に示します。

表3-8 axVrfIpの実装仕様

# オブジェクト識別子 SYNTAX アク
セス
実装仕様 実装
有無
1 axVrfIpAddrTable
{axVrfIp 1}
SEQUENCE OF AxVrfIpAddrEntry NA VRFごとのインタフェースアドレステーブル。 Y
2 axVrfIpAddrEntry
{axVrfIpAddrTable 1}
AxVrfIpAddrEntry NA このエンティティのIPアドレスの一つのためのアドレッシング情報のリスト。
INDEX
{ axVrfIpAddrVrfIndex,
axVrfIpAdEntAddr }
Y
3 axVrfIpAddrVrfIndex
{axVrfIpAddrEntry 1}
Integer32 R/O 該当VRFのVRFインデックス。
VRFごとにつけられたユニークな番号。
なお,ユーザが指定した該当VRFのVRFインデックスは,axVrfIpAdEntDescrで表示されます。
Y
4 axVrfIpAdEntAddr
{axVrfIpAddrEntry 2}
IpAddress R/O IPアドレス。 Y
5 axVrfIpAdEntIfIndex
{axVrfIpAddrEntry 3}
Integer32 R/O インタフェース番号。
ポートのifIndex。
Y
6 axVrfIpAdEntNetMask
{axVrfIpAddrEntry 4}
IpAddress R/O サブネットマスク。
ポートにつけられているサブネットマスク。
Y
7 axVrfIpAdEntBcastAddr
{axVrfIpAddrEntry 5}
Integer32 R/O IPブロードキャスト送信時のアドレスの最下位ビットの値。 Y
8 axVrfIpAdEntReasmMaxSize
{axVrfIpAddrEntry 6}
Integer32 R/O ポートで受信した,IPフラグメントされたデータグラムからリアセンブルできる最も大きいIPパケットのサイズ。 Y
9 axVrfIpAdEntDescr
{axVrfIpAddrEntry 7}
DisplayString R/O 該当VRFの詳細の説明。コンフィグレーションでユーザが設定したVRF ID。 Y
10 axVrfIpNetToMediaTable
{axVrfIp 2}
SEQUENCE OF AxVrfIpNetToMediaEntry NA IPアドレスから物理アドレスへのマッピングに使用されるIPアドレス変換テーブル。 Y
11 axVrfIpNetToMediaEntry
{axVrfIpNetToMediaTable 1}
AxVrfIpNetToMediaEntry NA 物理アドレスに対応した一つのIPアドレスのエントリ。
INDEX
{ axVrfIpNetMediaVrfIndex,
axVrfIpNetToMediaIfIndex,
axVrfIpNetToMediaNetAddress }
Y
12 axVrfIpNetMediaVrfIndex
{axVrfIpNetToMediaEntry 1}
Integer32 R/O 該当VRFのVRFインデックス。
VRFごとにつけられたユニークな番号。
なお,ユーザが指定した該当VRFのVRFインデックスは,axVrfIpNetToMediaDescrで表示されます。
Y
13 axVrfIpNetToMediaIfIndex
{axVrfIpNetToMediaEntry 2}
Integer32 R/O 有効となるインタフェース番号。
ipNetToMediaPhysAddressを持つインタフェース番号。
Y
14 axVrfIpNetToMediaPhysAddress
{axVrfIpNetToMediaEntry 3}
PhysAddress R/O メディアに依存した物理アドレス。
ipNetToMediaIfIndexに対応し,IP直下のアドレス。
Y
15 axVrfIpNetToMediaNetAddress
{axVrfIpNetToMediaEntry 4}
IpAddress R/O メディアに依存した物理アドレスに対応するIPアドレス。
ipNetToMediaIfIndexに対応するIPアドレス。
Y
16 axVrfIpNetToMediaType
{axVrfIpNetToMediaEntry 5}
INTEGER R/O マッピングのタイプ。
  • other(1)
  • invalid(2)
  • dynamic(3)
  • static(4)
コンフィグレーションで設定した静的エントリ(4),
動的エントリ(3),
無効エントリ(2),
そのほか,Inverse ARPなどのエントリ(1)。
ほかのVRFからインポートされたエントリはotherになります。
Y
17 axVrfIpNetToMediaDescr
{axVrfIpNetToMediaEntry 6}
DisplayString R/O 該当VRFの詳細の説明。コンフィグレーションでユーザが設定したVRF ID。 Y

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