コンフィグレーションガイド Vol.3
- [設定のポイント]
- VRFでIPv6マルチキャストルーティング機能を動作させるには,VRFごとにループバックインタフェースへのアドレス設定,およびIPv6マルチキャストルーティング機能の設定が必要です。なお,ここでの設定のほかに,グローバルネットワークまたはVRFごとに一つ以上のインタフェースで,PIM-SMまたはPIM-SSM(ipv6 pimコマンド)の設定が必要です。
- VRF 10でのIPv6マルチキャストルーティング機能の設定例を次に示します。
- [コマンドによる設定]
- (config)# vrf definition 10
(config-vrf)# exit
VRF 10を設定します。
- (config)# interface loopback 30
(config-if)# vrf forwarding 10
(config-if)# ipv6 address 2001:db8:1::10
(config-if)# exit
VRF 10のループバックインタフェース(loopback 30)にIPv6アドレスを設定します。
- (config)# ipv6 multicast-routing vrf 10
VRF 10でIPv6マルチキャストルーティング機能を有効にします。
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