コンフィグレーションガイド Vol.3
- [設定のポイント]
- DHCP/BOOTPリレーエージェントで,サーバ宛てDHCP/BOOTPパケットの転送先を設定します。
- DHCPアドレスが割り当てられたあと,クライアントとサーバはDHCP/BOOTPリレーエージェントを経由しないでユニキャストで通信します。そのため,クライアントとサーバがユニキャスト通信できるようなネットワーク構成としてください。次の図に示す構成では,サーバにネットワークセグメントAの経路情報を設定してください。
図10-8 DHCP/BOOTPパケットをサーバへ転送する構成(基本構成)
- [コマンドによる設定]
- (config)# interface gigabitethernet 1/5
(config-if)# ip address 192.0.2.21 255.255.255.252
(config-if)# exit
クライアントと接続するインタフェースにあらかじめIPアドレスを設定しておきます。
- (config)# interface gigabitethernet 1/7
(config-if)# ip address 192.0.2.42 255.255.255.252
(config-if)# exit
項番1と同様に,サーバへ転送するインタフェースにもあらかじめIPアドレスを設定しておきます。
- (config)# interface gigabitethernet 1/5
(config-if)# ip helper-address 192.0.2.41
(config-if)# exit
クライアントと接続するインタフェースに,サーバ宛てDHCP/BOOTPパケットの転送先としてサーバのIPアドレスを設定します。
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