コンフィグレーションガイド Vol.2
- <この項の構成>
- (1) 接続できるLLDP規格
- (2) サポートTLV
(1) 接続できるLLDP規格
本装置では次に示す二つの規格をサポートします。
- IEEE Std 802.1AB-2009
- IEEE802.1AB/D6.0(Draft6.0 LLDP)
デフォルトではIEEE Std 802.1AB-2009で動作して,Draft6.0のLLDPDUだけを受信したポートからはDraft6.0のLLDPDUを送信します。なお,IEEE Std 802.1AB-2005とも接続できます。規格別受信LLDPDUと送信LLDPDUの関係を次の表に示します。
表28-1 規格別受信LLDPDUと送信LLDPDUの関係
受信LLDPDU 送信LLDPDUの規格 IEEE Std 802.1AB-2009,
IEEE Std 802.1AB-2005Draft6.0 受信なし 受信なし IEEE Std 802.1AB-2009 受信あり Draft6.0 受信あり 受信なし IEEE Std 802.1AB-2009 受信あり IEEE Std 802.1AB-2009
(2) サポートTLV
本装置でのTLVのサポート状況を次の表に示します。
表28-2 TLVのサポート状況
TLV name 送信 受信 説明 Chassis ID ○ ○ 装置のMACアドレスを送信します。 Port ID ○ ○ ポートのMACアドレスを送信します。 Time To Live ○ ○ 本装置が送信する情報の保持時間はコンフィグレーションで変更できます。 Port Description ○ ○ interfaceグループMIBのifDescrと同じ値を送信します。 System Name ○ ○ systemグループMIBのsysNameと同じ値を送信します。 System Description ○ ○ systemグループMIBのsysDescrと同じ値を送信します。 System Capabilities × ○ なし。 Management Address × ○ なし。 Organizationally Specific TLVs
- VLAN情報
- VLAN Address情報
○※ ○ Draft6.0だけサポートします。
VLAN Tag値の一覧情報,およびIPアドレスと対応するVLAN Tag値を一つ送受信します。(凡例) ○:サポート ×:非サポート
- 注※
- スイッチポートでは送信しません。
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