コンフィグレーションガイド Vol.2
ループ検出機能は,誤接続が想定されるポート単位のループを検出する機能です。
本装置は,IEEE802.3ah OAMに規定されたInformation OAMPDUを使ってループを検出します。IEEE802.3ah OAMは,物理層で隣接装置間の正常運用を確認するプロトコルのため,OAMPDUは隣接装置が終端になります。この特徴を利用して,本装置が送出したOAMPDUが戻ってきた場合にループを検出したと判断し,ポートをinactive状態にします。
レイヤ2ネットワーク上のループを検出したい場合は,L2ループ検知を使用します。
- <この項の構成>
- (1) サポート仕様
(1) サポート仕様
本装置でのループ検出機能のサポート仕様を次の表に示します。
表27-6 ループ検出機能のサポート仕様
名称 サポート ループ検出 ○※ ループ検出ポートのinactivate ○ ループ検出システムメッセージ ○ ループ検出SNMP通知 ○ (凡例)○:サポート
注※ UDLDを有効にすることで,ループ検出機能も有効になります。
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