コンフィグレーションガイド Vol.2

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14.2.2 最大帯域監視の設定

特定のフローに対して最大帯域監視をする場合の例を次に示します。

[設定のポイント]
フレーム受信時に宛先IPアドレスによってフロー検出をして,最大帯域監視をする設定をします。

[コマンドによる設定]
  1. (config)# policer POLICER-1 in max-rate 500M max-burst 100k
    ポリサーエントリ(POLICER-1)を作成して,次に示す設定をします。
    • 最大帯域監視の監視帯域:500Mbit/s
    • 最大帯域監視のバーストサイズ:100kbyte
     
  2. (config)# ip qos-flow-list QOS-LIST1
    IPv4 QoSフローリスト(QOS-LIST1)を作成します。本リストを作成すると,IPv4 QoSフローリストモードに移行します。
     
  3. (config-ip-qos)# qos ip any host 192.0.2.10 action policer POLICER-1
    宛先IPアドレスが192.0.2.10のフローに対してポリサーエントリ(POLICER-1)を指定したIPv4 QoSフローリストを設定します。
     
  4. (config-ip-qos)# exit
    IPv4 QoSフローリストモードからグローバルコンフィグレーションモードに戻ります。
     
  5. (config)# interface gigabitethernet 1/1
    イーサネットインタフェース1/1のコンフィグレーションモードに移行します。
     
  6. (config-if)# ip qos-flow-group QOS-LIST1 in
    受信側にIPv4 QoSフローリスト(QOS-LIST1)を適用します。

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