コンフィグレーションガイド Vol.2
VLANインタフェースにフィルタを設定する例を次に示します。
- [設定のポイント]
- VLANインタフェースでMACヘッダおよびIPv6ヘッダによってフロー検出をして,フィルタエントリに一致したフレームを中継します。フィルタエントリに一致しないすべてのフレームを廃棄します。
- [コマンドによる設定]
- (config)# advance access-list ADVANCE_FLOOR_V6_PERMIT
advance access-list(ADVANCE_FLOOR_V6_PERMIT)を作成します。本リストを作成すると,Advanceフィルタの動作モードに移行します。
- (config-adv-acl)# permit mac-ipv6 0012.e200.1234 0000.0000.ffff any ipv6 any any
送信元MACアドレスの上位4バイトが0012.e200,下位2バイトが任意のIPv6パケットを中継するAdvanceフィルタを設定します。
- (config-adv-acl)# exit
Advanceフィルタの動作モードからグローバルコンフィグレーションモードに戻ります。
- (config)# interface vlan 10
VLANインタフェース10のコンフィグレーションモードに移行します。
- (config-if)# advance access-group ADVANCE_FLOOR_V6_PERMIT in
受信側にAdvanceフィルタを適用します。
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