コンフィグレーションガイド Vol.2

[目次][索引][前へ][次へ]


10.2.7 複数インタフェースに対するフィルタの設定

複数のイーサネットインタフェースにフィルタを設定する例を次に示します。

[設定のポイント]
config-if-rangeモードで複数のイーサネットインタフェースにフィルタを設定できます。

[コマンドによる設定]
  1. (config)# ip access-list standard FLOOR_C_PERMIT
    ip access-list(FLOOR_C_PERMIT)を作成します。本リストを作成すると,IPv4アドレスフィルタの動作モードに移行します。
     
  2. (config-std-nacl)# permit 192.0.2.0 0.0.0.255
    送信元IPアドレス192.0.2.0/24 ネットワークからのフレームを中継するIPv4アドレスフィルタを設定します。
     
  3. (config-std-nacl)# exit
    IPv4アドレスフィルタの動作モードからグローバルコンフィグレーションモードに戻ります。
     
  4. (config)# interface range gigabitethernet 1/1-4
    イーサネットインタフェース1/1-4のコンフィグレーションモードに移行します。
     
  5. (config-if-range)# ip access-group FLOOR_C_PERMIT in
    受信側にIPv4アドレスフィルタを適用します。

[目次][前へ][次へ]


[商品名称に関する表示]

All Rights Reserved, Copyright(C), 2014, 2020, ALAXALA Networks, Corp.