運用コマンドレファレンス Vol.1
パラメータに指定できる値を,次の表に示します。
表1-3 パラメータに指定できる値
パラメータ種別 説明 入力例 名前 1文字目は英字,2文字目以降は英数字とハイフン(-),アンダースコア(_),ピリオド(.)で指定できます。
なお,コマンド入力形式上,名前またはコマンド名・パラメータ(キーワード)のどちらでも指定できる部分で,コマンド名・パラメータ(キーワード)と同一の名前を指定した場合,コマンド名・パラメータ(キーワード)が指定されたと見なされます。show ip bgp peer-group office1 アクセスリスト名,
QoSフローリスト名,
ポリサーエントリ名,
ポリシーベースルーティングリスト名,
トラック名1文字目は英数字,2文字目以降は英数字とハイフン(-),アンダースコア(_),ピリオド(.)で指定できます。
なお,コマンド入力形式上,名前またはコマンド名・パラメータ(キーワード)のどちらでも指定できる部分で,コマンド名・パラメータ(キーワード)と同一の名前を指定した場合,コマンド名・パラメータ(キーワード)が指定されたと見なされます。only-http1
01_userMACアドレス,
MACアドレスマスク2バイトずつ16進数で表し,この間をドット(.)で区切ります。 1234.5607.08ef
0000.00ff.ffffIPv4アドレス,
サブネットマスク1バイトずつ10進数で表し,この間をドット(.)で区切ります。 192.168.0.14
255.255.255.0ワイルドカードマスク IPv4アドレスと同様の入力形式です。IPv4アドレスの中でビットを立てた個所は任意を意味します。 255.255.0.0 IPv6アドレス 2バイトずつ16進数で表し,この間をコロン(:)で区切ります。 2001:db8:1234:5678:9abc:def0:1234:5678
fe80::1インタフェース名付きIPv6アドレス(リンクローカルアドレスだけ) IPv6アドレスの後部にパーセント(%)をはさんでインタフェース名を指定します。このパラメータ種別で使えるIPv6アドレスはリンクローカルアドレスだけです。 fe80::212:e2ff:fe86:5300%Eth1/1
■<sfu no.>の範囲
<sfu no.>の値の範囲を次の表に示します。
表1-4 <sfu no.>の値の範囲
項番 モデル <sfu no.>の値の範囲 1 AX8608S − 2 AX8616S 1〜4 3 AX8632S 1〜4 4 AX8304S − 5 AX8308S − (凡例)−:該当なし
■<psu no.>の範囲
AX8600Sの<psu no.>の値の範囲を次の表に示します。
表1-5 <psu no.>の値の範囲(AX8600Sの場合)
項番 モデル <psu no.>の値の範囲 1 AX8608S 1〜2 2 AX8616S 1〜4 3 AX8632S 1〜8 AX8300Sでは,モデルおよび搭載するPSUによって,<psu no.>の値の範囲が異なります。モデルおよび搭載するPSUごとの,<psu no.>の値の範囲を次の表に示します。
表1-6 <psu no.>の値の範囲(AX8300Sの場合)
項番 モデル PSU種別 <psu no.>の値の範囲 1 AX8304S PSU-C1 1〜2 2 PSU-C2 1〜2 3 PSU-E1A 1 4 PSU-E2A 1 5 AX8308S PSU-E1A 1〜2 6 PSU-E2A 1〜2 7 PSU-E1 1〜2 8 PSU-E2 1〜2
■<nif no.>および<port no.>の範囲
<nif no.>および<port no.>の値の範囲を次の表に示します。
表1-7 <nif no.>の値の範囲
項番 モデル <nif no.>の値の範囲 1 AX8608S 1〜8 2 AX8616S 1〜16 3 AX8632S 1〜32 4 AX8304S 1〜4 5 AX8308S 1〜8 表1-8 <port no.>の値の範囲(AX8600Sの場合)
項番 NIF型名略称 <port no.>の値の範囲 1 NL1G-12T 1〜12 2 NL1G-12S 1〜12 3 NL1GA-12S 1〜12 4 NLXG-6RS 1〜6 5 NLXGA-12RS 1〜12 6 NLXLG-4Q 1〜4 7 NLCG-1Q 1 8 NMCG-1C 1 表1-9 <port no.>の値の範囲(AX8300Sの場合)
項番 NIF型名略称 <port no.>の値の範囲 1 NL1G-12T 1〜12 2 NL1G-12S 1〜12 3 NL1GA-12S 1〜12 4 NL1G-24T 1〜24 5 NL1G-24S 1〜24 6 NLXG-6RS 1〜6 7 NLXGA-12RS 1〜12 8 NLXLG-4Q 1〜4 9 NLCG-1Q 1
■<port list>の指定方法
<port list>には,<nif no.>/<port no.>の形式でハイフン(-),コンマ(,),アスタリスク(*)を使用して複数のポートを指定できます。また,パラメータ<nif no.>/<port no.>と同様に一つのポートも指定できます。指定値の範囲は,前述の<nif no.>および<port no.>の範囲に従います。
- [ハイフンまたはコンマによる範囲指定の例]
- 1/1-3,5
- [アスタリスクによる範囲指定の例]
- */*:装置の全ポートを指定
- 1/*:装置のNIF番号1の全ポートを指定
■<channel group number>の範囲
<channel group number>の値の範囲を次の表に示します。
表1-10 <channel group number>の値の範囲
項番 モデル <channel group number>の値の範囲 1 AX8608S 1〜96 2 AX8616S 1〜192 3 AX8632S 1〜384 4 AX8304S 1〜96 5 AX8308S 1〜192
■<channel group list>の指定方法
<channel group list>には,ハイフン(-),コンマ(,)を使用して複数のチャネルグループ番号を指定できます。また,一つのチャネルグループ番号も指定できます。指定値の範囲は,コンフィグレーションコマンドで設定されたチャネルグループ番号になります。
- [ハイフンまたはコンマによる範囲指定の例]
- 1-3,5,10
■<subinterface index>の範囲
<subinterface index>の値の範囲は1〜65535です。
■<vlan id>の範囲
<vlan id>の値の範囲は1〜4095です。
■<vlan id list>の指定方法
<vlan id list>には,ハイフン(-),コンマ(,)を使用して複数のVLAN IDを指定できます。また,一つのVLAN IDも指定できます。指定値の範囲は,前述の<vlan id>の範囲に従います。
- [ハイフンまたはコンマによる範囲指定の例]
- 1-3,5,10
■<ring id list>の指定方法
<ring id list>には,ハイフン(-),コンマ(,)を使用して複数のリングIDを指定できます。また,一つのリングIDも指定できます。指定値の範囲は,コンフィグレーションコマンドで設定されたリングIDになります。
- [ハイフンまたはコンマによる範囲指定の例]
- 1-3,5,10
■<sequence list>の指定方法
<sequence list>には,ハイフン(-),コンマ(,)を使用して複数のシーケンス番号を指定できます。また,一つのシーケンス番号も指定できます。指定値の範囲は,コンフィグレーションコマンドで設定されたシーケンス番号になります。
- [ハイフンまたはコンマによる範囲指定の例]
- 10-30,50,100
■<track id>の範囲
<track id>の値の範囲は1〜65535です。
■<loopback id>の範囲
<loopback id>の値の範囲は0〜1536です。
■インタフェースの指定方法
インタフェース種別グループに対応するパラメータ<interface type> <interface number>の指定方法を次の表に示します。
表1-11 インタフェースの指定方法
インタフェース種別
グループ<interface type>に指定する
インタフェース名<interface number>に指定する
インタフェース番号イーサネットインタフェース gigabitethernet <nif no.>/<port no.> tengigabitethernet <nif no.>/<port no.> fortygigabitethernet <nif no.>/<port no.> hundredgigabitethernet <nif no.>/<port no.> イーサネットサブインタフェース gigabitethernet <nif no.>/<port no.>.<subinterface index> tengigabitethernet <nif no.>/<port no.>.<subinterface index> fortygigabitethernet <nif no.>/<port no.>.<subinterface index> hundredgigabitethernet <nif no.>/<port no.>.<subinterface index> ポートチャネルインタフェース port-channel <channel group number> ポートチャネルサブインタフェース port-channel <channel group number>.<subinterface index> VLANインタフェース vlan <vlan id> ループバックインタフェース loopback <loopback id> Nullインタフェース null 0 マネージメントポート mgmt 0 AUXポート async 1
■インタフェース複数指定
複数のインタフェースに同じ情報を一括して設定する場合に使用する指定方法です。「表1-11 インタフェースの指定方法」のインタフェース種別グループのうち,次に示すインタフェース種別グループに対応するインタフェース名およびインタフェース番号を指定できます。
- イーサネットインタフェース
- イーサネットサブインタフェース
- ポートチャネルインタフェース
- ポートチャネルサブインタフェース
- VLANインタフェース
複数のインタフェースを指定するとき,同じインタフェース種別グループに含まれるインタフェースは混在できますが,異なるインタフェース種別グループのインタフェースは混在できません。
[入力形式]
interface range <interface type> <interface number>また,入力形式をコンマ(,)で区切って最大16個指定できます。
[入力例]
show qos-flow interface range gigabitethernet 1/1-3 show qos-flow interface range gigabitethernet 1/1-3, tengigabitethernet 3/1 show qos-flow interface range port-channel 2.10-20, port-channel 3.100, port-channel 5.200
■<message type>の設定値
<message type>に指定できる値を次の表に示します。
表1-12 <message type>に指定できる値
項番 指定できる値 1 BCU 2 SFU 3 PSU 4 NIF 5 PS 6 FAN 7 KEY 8 CONFIGERR 9 CMDRSP 10 SOFTWARE 11 CONFIG 12 ACCESS 13 NTP 14 SOP-KEY 15 SOP-RSP 16 SNMP 17 SCRIPT-MNG 18 SCRIPT 19 EVENT-MNG 20 SCR-KEY 21 SCR-CNFERR 22 SCR-CMDRSP 23 PORT 24 ChGr 25 VLAN 26 STP 27 AXRP 28 IGMPsnoop 29 MLDsnoop 30 ACLLOG 31 L2LD 32 STMCTL 33 TRACK 34 EFMOAM 35 LLDP 36 IP 37 PBR 38 DHCP 39 VRRP 40 STATIC 41 RIP 42 RIPng 43 OSPF 44 OSPFv3 45 BGP4【OP-BGP】 46 BGP4+【OP-BGP】 47 UNICAST 48 PIM-IPv4 49 IGMP 50 PIM-IPv6 51 MLD 52 MULTI-IPv4 53 MULTI-IPv6 54 MULTI-INFO 55 BFD
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