コンフィグレーションガイド Vol.3

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21.2.10 経路フィルタリングの運用への反映

[設定のポイント]
コミットモードが逐次コミットモードの場合,運用コマンドclear ip bgpを使用して,学習経路フィルタリングの条件および広告経路フィルタリングの条件として設定した経路フィルタを運用に反映します。コミットモードが手動コミットモードの場合,routing options auto-update-filterコマンドを設定して,commitコマンドで運用に反映します。

[コマンドによる設定]
  1. # clear ip bgp * both
    コミットモードが逐次コミットモードの場合に,学習用経路フィルタと広告用経路フィルタを運用に反映します。
     

[注意事項]
運用コマンドclear ip bgp(* in,* out,* both指定)は経路フィルタの変更反映とルート・リフレッシュ(「22.1.5 ルート・リフレッシュ」参照)の両方を実行します。ルート・リフレッシュのネゴシエーションが成立していない場合,経路再学習のためのルート・リフレッシュ要求はしませんが,経路フィルタの変更は反映します。

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