コンフィグレーションガイド Vol.2
リスト監視トラックの設定を次に示します。
- [設定のポイント]
- すべてのトラック対象のトラックを指定してからリスト監視を開始したい場合は,次の順に設定してください。
- track-target nameコマンドでトラック名を指定する
- shutdownコマンドを設定してトラックの動作を停止する
- すべてのトラック対象のトラックを指定する
- shutdownコマンドを削除する
- ここでは,トラック(TRACK_A)のトラック状態がUp,かつトラック(TRACK_B)のトラック状態がDownの場合に限って,トラック状態がUpとなるリスト監視トラックの設定例を示します。
[コマンドによる設定]
- (config)# track-target name TRACK1000
リスト監視を設定するトラック名(TRACK1000)を指定します。
- (config-track-target)# shutdown
設定対象のトラック(TRACK1000)の動作を停止します。
- (config-track-target)# default-state up
トラック(TRACK1000)のデフォルトトラック状態をUpと設定します。これ以降,shutdownを削除するまで,トラック状態はUpです。
- (config-track-target)# type list
(config-track-target)# boolean and
トラック(TRACK1000)を,ANDリスト監視トラックとして設定します。
- (config-track-target)# target object TRACK_A
トラック対象のトラックに,TRACK_Aを指定します。
- (config-track-target)# target object TRACK_B not
トラック対象のトラックに,TRACK_Bのトラック状態とは逆の状態(否定)を指定します。
- (config-track-target)# no shutdown
トラック(TRACK1000)の動作を停止するコンフィグレーションを削除します。削除するとすぐに,指定したリスト監視を開始します。
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