コンフィグレーションガイド Vol.2
特定のフローに対してDSCPを書き換える場合の例を次に示します。
- [設定のポイント]
- フレーム受信時に宛先IPアドレスによってフロー検出をして,DSCP値を書き換える設定をします。
- [コマンドによる設定]
- (config)# ip qos-flow-list QOS-LIST2
IPv4 QoSフローリスト(QOS-LIST2)を作成します。本リストを作成すると,IPv4 QoSフローリストモードに移行します。
- (config-ip-qos)# qos ip any host 192.0.2.10 action replace-dscp 63
192.0.2.10のIPアドレスを宛先として,DSCP値を63に書き換えるIPv4 QoSフローリストを設定します。
- (config-ip-qos)# exit
IPv4 QoSフローリストモードからグローバルコンフィグレーションモードに戻ります。
- (config)# interface port-channel 10.30
ポートチャネルサブインタフェース10.30のコンフィグレーションモードに移行します。
- (config-subif)# ip qos-flow-group QOS-LIST2 in
受信側にIPv4 QoSフローリスト(QOS-LIST2)を適用します。
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