コンフィグレーションガイド Vol.2
本装置では,フロー検出動作を決めるモードとしてフロー検出モードを用意しています。フロー検出モードごとの特徴を次に示します。
- エントリ数重視モード
- エントリ数が多くなりますが,検出条件が次のように限定されます。
- 非IPパケットおよびレイヤ2中継するIPパケットを,MACヘッダでフロー検出します。
- レイヤ3中継するIPパケットを,IPヘッダとレイヤ4ヘッダの組み合わせでフロー検出します。
- 検出条件数重視モード
- エントリ数は少なくなりますが,エントリ当たりの検出条件数が多いためきめ細かい検出ができます。非IPパケット,IPパケットのすべてをフロー検出の対象として,MACヘッダ,IPヘッダ,およびレイヤ4ヘッダを組み合わせたAdvance条件でフロー検出します。
フロー検出モードはコンフィグレーションコマンドflow detection modeで設定します。デフォルトでは,エントリ数重視モードです。フロー検出モードとフロー検出動作については,「13.1.5 QoSフローリスト」を参照してください。
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