コンフィグレーションガイド Vol.1
- [設定のポイント]
- 特定のMIBの値に対して定期的に閾値チェックを行い,閾値を超えたらSNMPマネージャにイベントを通知するように設定します。
- イベント実行方法にtrapを指定する場合は,あらかじめRMONのSNMP通知を送信するようSNMPマネージャの設定が必要です。
- [コマンドによる設定]
- (config)# rmon event 3 log trap public
アラームが発生したときに実行するイベントを設定します。
- 情報識別番号:3
- イベント実行方法:log,trap
- SNMP通知先コミュニティ名:public
- (config)# rmon alarm 12 "ifOutDiscards.1" 256111 delta rising-threshold 400000 rising-event-index 3 falling-threshold 100 falling-event-index 3 owner "NET-MANAGER"
RMONアラームグループの制御情報を次の条件で設定します。
- RMONアラームグループの制御情報識別番号:12
- 閾値チェックを行うMIBのオブジェクト識別子:ifOutDiscards.1
- 閾値チェックを行う時間間隔:256111秒
- 閾値チェック方式:差分値チェック(delta)
- 上方閾値の値:400000
- 上方閾値を超えたときのイベント方法の識別番号:3
- 下方閾値の値:100
- 下方閾値を超えたときのイベント方法の識別番号:3
- コンフィグレーション設定者の識別情報:NET-MANAGER
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