コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2


sflow source

sFlowパケットの送信元(エージェント)に設定されるIPアドレスを指定します。

[入力形式]

情報の設定・変更
sflow source { <ip address> | <ipv6 address> }
情報の削除
no sflow source { <ip address> | <ipv6 address> }

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

{ <ip address> | <ipv6 address> }

sFlowパケットの送信元(エージェント)のIPアドレスとして使用するIPアドレスを指定します。IPv4アドレスとIPv6アドレスはそれぞれ一つずつ指定できます。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    IPv4形式またはIPv6形式のIPアドレスを指定します。

[コマンド省略時の動作]

本コマンドを指定しなかった場合,次の優先度に従ってIPアドレスが設定されます。同様に,指定したIPアドレス形式がsflow destinationコマンドで指定したアドレスタイプと異なる場合も,次の優先度に従ってIPアドレスが設定されます。

優先度1

ループバックインタフェースアドレス(コンフィグレーションコマンドで設定している場合)

優先度2

本装置のインタフェースに割り付けられているIPアドレスから自動的に割り当てます。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. sFlowパケットのエージェントIPアドレスとしてブロードキャストアドレス,マルチキャストアドレス,およびリンクローカルアドレスは設定できません。

  2. エージェントIPアドレスとして使用するIPアドレスは,本装置のインタフェースに割り付けられているIPアドレスを指定してください。本装置以外のIPアドレスを指定した場合,sFlowパケットは送信できません。

[関連コマンド]

なし