コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2


vlan-group

Ring Protocolで運用するVLANグループ,およびそのVLANグループに参加するVLANマッピングIDを設定します。

一つのリングに最大二つのVLANグループを設定できます。また,VLANグループを二つ作成することで,VLANごとに負荷分散を行えます。

[入力形式]

情報の設定・変更
vlan-group <group id> vlan-mapping <mapping id list>
情報の削除
no vlan-group <group id>

[入力モード]

(config-axrp)

[パラメータ]

<group id>

Ring Protocolで運用するVLANグループIDを指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    1〜2

vlan-mapping <mapping id list>

VLANグループに参加するVLANマッピングIDを指定します。一つのVLANマッピングIDを設定できるほか,ハイフン(-),コンマ(,)を使用して複数のVLANマッピングIDの一括設定もできます。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    1〜384

[コマンド省略時の動作]

なし

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. 異なるリングのVLANグループに同一のVLANマッピングが設定されている場合,それらのリングで同一ポートをリングポートに指定できません。ただし,共有リンクであるリングポート(shared/shared-edge指定のリングポート)の場合は指定できます。

  2. 本装置がマスタノードに指定されている場合は,登録済みのリングポートに対してVLANグループごとにプライマリポートが自動で割り当てられます。ただし,axrp-primary-portコマンドが入力済みの場合は,指定されたインタフェースが優先されてプライマリポートに設定されます。

[関連コマンド]

axrp vlan-mapping