name
マルチプルスパニングツリーのリージョンを識別するための文字列を設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
name <name>
- 情報の削除
no name
[入力モード]
(config-mst)
[パラメータ]
- <name>
-
リージョンを識別するための文字列を設定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
32文字以内の文字列をダブルクォート(")で囲んで設定します。入力可能な文字は,英数字と特殊文字です。入力文字列にスペースなどの特殊文字を含まない場合,文字列をダブルクォート(")で囲まなくても設定できます。詳細は,「パラメータに指定できる値」の「■任意の文字列」を参照してください。
-
[コマンド省略時の動作]
なし
[通信への影響]
spanning-tree modeコマンドでmstを指定している場合,トポロジの再計算によって,トポロジの形成が終了するまで通信断となります。
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
-
同じMSTリージョンを構成するためには,本コマンドの値とrevisionコマンドの値,およびMSTインスタンスIDとinstanceコマンドで設定するVLAN IDをMSTリージョン内で一致させる必要があります。
[関連コマンド]
spanning-tree mst configuration