コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


channel-group mode

リンクアグリゲーションのチャネルグループを作成します。

[入力形式]

情報の設定
channel-group <channel group number> mode {on | active | passive}
情報の変更
channel-group <channel group number> mode {active | passive}
情報の削除
no channel-group

[入力モード]

(config-if)

イーサネットインタフェース

[パラメータ]

<channel group number>

リンクアグリゲーションのチャネルグループ番号を指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    パラメータに指定できる値」を参照してください。

{on | active | passive}

リンクアグリゲーションのモードを指定します。

on

スタティックにリンクアグリゲーションを行います。

active

LACPによるリンクアグリゲーションを行い,相手装置に関係なく常にLACPDUを送信します。

passive

LACPによるリンクアグリゲーションを行い,相手装置からLACPDUを受信した場合だけLACPDU送信を開始します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    なし

[コマンド省略時の動作]

なし

[通信への影響]

運用中のポートに指定した場合,いったん通信断となります。

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. スタティックなリンクアグリゲーションからLACPによるリンクアグリゲーションへの変更,またはLACPによるリンクアグリゲーションからスタティックなリンクアグリゲーションへ変更をする場合,いったん本コマンドを削除してから,再度modeを変更して設定してください。

  2. channel-group modeを設定すると,指定チャネルグループ番号によるport-channelの設定を自動生成します。すでにport-channelの設定が存在する場合は何もしません。

  3. 本コマンドの設定時に,すでに指定チャネルグループ番号によるport-channelの設定が存在する場合は,該当するインタフェースと指定チャネルグループ番号のポートチャネルインタフェースで共通なコンフィグレーションコマンドは設定を同じにするか,または該当するインタフェースには,共通なコンフィグレーションコマンドを何も設定していない必要があります。詳細については,「コンフィグレーションガイド Vol.1」 「19.2.2 ポートチャネルインタフェースの設定」を参照してください。

  4. 本コマンドを削除する場合は,イーサネットインタフェースのコンフィグレーションモードでshutdownコマンドを設定したあとに削除してください。

  5. 本コマンドを削除しても,port-channelコンフィグレーションは削除されません(チャネルグループ内のすべてのポートを削除してもport-channelコンフィグレーションは削除されません)。チャネルグループを削除する場合,手動でport-channelコンフィグレーションを削除する必要があります。

[関連コマンド]

なし