コンフィグレーションガイド Vol.3


25.1.13 VRFでのIPv4 PIM-SMブートストラップルータ候補の設定

[設定のポイント]

VRFで本装置をブートストラップルータ候補として使用する場合,ループバックインタフェースにIPv4アドレスを設定します。また,ブートストラップルータ候補として設定します。

本装置のループバックインタフェース(loopback 30)に設定したIPv4アドレスを203.0.113.10とした場合の設定例を次に示します。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# interface loopback 30

    (config-if)# vrf forwarding 10

    (config-if)# ip address 203.0.113.10

    (config-if)# exit

    VRF 10のループバックインタフェース(loopback 30)にIPv4アドレスを設定します。

  2. (config)# ip pim vrf 10 bsr-candidate loopback 30

    本装置をVRF 10のブートストラップルータ候補として設定します。