コンフィグレーションガイド Vol.3


22.1.6 TCP MD5認証

本装置のBGP4およびBGP4+は,RFC2385(TCP MD5認証によるBGPセッション保護)に準拠しています。TCP MD5認証機能によって,BGPコネクションで受信したTCPセグメントが正当な送信元(ピア)から送信されてきたことを保証できます。TCP MD5認証はピアごとに指定できます。ピアとのBGPコネクションにTCP MD5認証を適用する場合,コンフィグレーションコマンドneighbor passwordで認証キーを指定します。なお,認証キーは該当するピア間で一致させる必要があります。一致していない場合は該当するピア間のBGPコネクションが確立しません。