19.2.6 マルチパスの設定
- [設定のポイント]
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コスト値を調整することで,経路が経由するルータ数に関係なく宛先へのイコールコストマルチパスを構築できます。
図19‒5 マルチパスの構成 本装置Cを経由する場合,宛先までのコストは2です。ここでは,本装置Aでイコールコストマルチパスを構築する例を示します。
[コマンドによる設定]
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(config)# interface gigabitethernet 1/2
(config-if)# ipv6 ospf 1 area 0
(config-if)# exit
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(config)# interface gigabitethernet 1/1
(config-if)# ipv6 ospf 1 area 0
(config-if)# ipv6 ospf cost 2
ポート1/1のコスト値を2とすることで,ポート1/2を経由する経路とコストを等しくします。