コンフィグレーションガイド Vol.3


14.3.3 ゲートウェイ情報の確認

スタティック経路のゲートウェイに関する情報は,IPv4の場合show ip staticコマンドで,IPv6の場合show ipv6 staticコマンドで,gatewayパラメータを指定して確認します。

図14‒7 show ip static gatewayの実行結果
> show ip static gateway
Date 20XX/03/14 12:00:00 UTC
Gateway         Status  Success     Failure     Transition
10.1.1.50       IFdown  -           -           - 
10.1.1.100      -       -           -           - 
10.2.1.100      Reach   -           0/4         13m 39s 
10.2.1.101      UnReach 1/2         -           21s
172.16.1.100    -       -           -           -
172.16.2.100    -       -           -           -
[確認のポイント]
  • 動的監視をしているゲートウェイは,Statusに到達性状態が表示されます。到達性が確認されている場合は「Reach」,到達性が確認されていない場合は「UnReach」が表示されます。

  • 動的監視で到達性が確認されていない場合(Statusに「UnReach」が表示される場合)は,Successカウンタでゲートウェイの監視状況を確認してください。この実行結果では,ゲートウェイ10.2.1.101のSuccessカウンタは「1/2」と表示されています。これは,連続2回の応答で到達性が確認される設定で,現在連続1回まで成功していることを示しています。