コンフィグレーションガイド Vol.2


28.2.2 LLDPの設定

〈この項の構成〉

(1) LLDPの設定

[設定のポイント]

LLDPのコンフィグレーションでは装置全体でLLDPを有効にする設定と,実際に運用するポートでLLDPを有効にする設定が必要です。

ここでは,gigabitethernet 1/1でLLDPを運用します。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# lldp run

    装置全体でLLDPを有効にします。

  2. (config)# interface gigabitethernet 1/1

    ポート1/1のコンフィグレーションモードに移行します。

  3. (config-if)# lldp enable

    ポート1/1でLLDPの動作を開始します。

(2) LLDPフレームの送信間隔,保持時間の設定

[設定のポイント]

LLDPフレームの保持時間は,送信間隔の倍率で指定します。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# lldp interval-time 60

    LLDPフレームの送信間隔を60秒に設定します。

  2. (config)# lldp hold-count 3

    本装置が送信した情報を隣接装置が保持する時間を,送信間隔の倍率で指定します。この場合,60秒×3で180秒になります。