コンフィグレーションガイド Vol.2


26.2.2 UDLDとループ検出機能の設定

〈この項の構成〉

(1) IEEE802.3ah OAMの設定とUDLDおよびループ検出機能の有効化

[設定のポイント]

UDLDを使用するには,まず装置全体でIEEE802.3ah OAMを有効にすることが必要です。本装置では初期導入時にIEEE802.3ah OAMが有効です(全ポートpassiveモード)。

次に,UDLDを使用するポートを,udldパラメータを指定したefmoam activeコマンドで,activeモードに設定します。UDLDを設定することで,ループ検出機能も同時に有効になります。

ここでは,gigabitethernet 1/1でUDLDとループ検出機能を有効にします。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# interface gigabitethernet 1/1

    ポート1/1のコンフィグレーションモードに移行します。

  2. (config-if)# efmoam active udld

    ポート1/1でIEEE802.3ah OAMをactiveモードに設定し,UDLDおよびループ検出機能を有効にします。