コンフィグレーションガイド Vol.2


4.1.3 VLANトンネリング使用時の注意事項

〈この項の構成〉

(1) 他機能との共存

1.3 レイヤ2スイッチ機能と他機能の共存について」を参照してください。

(2) トランクポートのネイティブVLANについて

VLANトンネリングのトランクポートはVLAN Tagをスタックするポートとなりますが,ネイティブVLANではVLAN Tagをスタックしません。本装置からフレームを送信するときはアクセスポートと同様に動作して,フレームを受信するときはUntaggedフレームだけを扱います。ほかのVLANとは異なる動作となるため,VLANトンネリング網のバックボーン回線のVLANとしては使用できません。

(3) アクセス回線でリンクアグリゲーション使用時の注意事項

フレーム送信時のポート振り分けにVLAN Tagごとのポート振り分けを選択しても,チャネルグループを構成するどれか一つのポートから送信するため,ポート振り分けをしたい場合はVLAN Tagごとのポート振り分け以外の方法を選択してください。