コンフィグレーションガイド Vol.1


19.4.3 離脱ポート数制限機能の設定

[設定のポイント]

チャネルグループに離脱ポート数制限機能を設定します。本コマンドではチャネルグループから離脱することを許容する最大ポート数を指定します。15を指定した場合は離脱ポート数制限機能を設定しない場合と同じです。

離脱ポート数制限機能は,LACPリンクアグリゲーションだけで使用できます。この機能は本装置だけに設定して,対向装置よりも本装置のLACPシステム優先度を高くすることを推奨します。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# interface port-channel 10

    チャネルグループ10のコンフィグレーションモードに移行します。

  2. (config-if)# channel-group max-detach-port 0

    チャネルグループ10に離脱ポート数制限機能を設定します。離脱を許容する最大ポート数を0として,障害などによって1ポートでも離脱した場合にチャネルグループ全体を障害と見なします。

  3. (config-if)# channel-group lacp system-priority 100

    チャネルグループ10のLACPシステム優先度を100に設定します。