17.4.2 システムメッセージ出力の設定
ここでは,sysmsgモジュールを使用して,指定した文字列をシステムメッセージとして出力する方法を説明します。
sysmsgモジュールの関数一覧を次の表に示します。
| 
                      関数名  | 
                  
                      説明  | 
               
|---|---|
| 
                      send  | 
                  
                      システムメッセージを出力します。  | 
               
- 〈この項の構成〉
 
(1) スクリプトファイルおよび実行結果の例
システムメッセージを出力するスクリプトファイルの例を次に示します。
# test1.py
# -*- coding: utf-8 -*-
import sys
import extlib.sysmsg                                                  <-1
 
try:
    extlib.sysmsg.send(3, 0xfedc, 0xba9876543210,"Script Start!!")    <-2
    print("send success.")
except extlib.sysmsg.MsgSendError:                                    <-3
    print("send failed.")
    sys.exit() | 
               
- 
                  
モジュールをインポートします。
 - 
                  
出力するシステムメッセージを,次のように指定します。
- 
                        
イベントレベルS3
 - 
                        
メッセージ識別子3e03fedc
 - 
                        
付加情報ba9876543210
 - 
                        
メッセージテキスト“Script Start!!”
 
 - 
                        
 - 
                  
システムメッセージ出力失敗の例外を捕捉します。
 
スクリプトファイルtest1.pyの実行結果およびシステムメッセージの出力例を次に示します。
# python test1.py send success. #  | 
               
20XX/10/15 13:25:45 UTC 1-1(A) S3 SCRIPT 3e03fedc 00 ba9876543210 Script Start!!  |