トラブルシューティングガイド
本装置が取得した経路情報の中に,各プロトコルの経路情報が存在しない場合は,次の表に示す障害解析方法に従って原因を切り分けてください。
表5-10 VRFの障害解析方法
項番 確認内容・コマンド 対応 1 VRF内の経路数がコンフィグレーションで設定した上限値以上でないか確認してください。
- show ip vrf
- show ipv6 vrf
経路数が上限値以上の場合は,項番2へ。 経路数が上限値未満の場合は,存在しない経路のプロトコルの障害解析を実施してください。
- RIPまたはRIPng
「5.5.2 RIPまたはRIPngの経路情報が存在しない」
- OSPFまたはOSPFv3
「5.5.3 OSPFまたはOSPFv3の経路情報が存在しない」
- BGP4またはBGP4+
「5.5.4 BGP4またはBGP4+の経路情報が存在しない」
2 コンフィグレーションでVRF内の経路数の上限値を確認してください。 上限値を増やすか,経路を集約するなどして経路数を減らしてください。
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