コンフィグレーションガイド Vol.1

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19.2.6 チャネルグループの削除

チャネルグループのポートやチャネルグループ全体を削除する場合は,削除する対象のポートをあらかじめコンフィグレーションモードでshutdownに設定しておく必要があります。

<この項の構成>
(1) チャネルグループ内のポートの削除
(2) チャネルグループ全体の削除

(1) チャネルグループ内のポートの削除

[設定のポイント]
ポートをチャネルグループから削除します。削除したポートはチャネルグループとは別のポートとして動作します。
チャネルグループ内のすべてのポートを削除しても,interface port-channelの設定は自動で削除されません。チャネルグループ全体の削除については,「(2) チャネルグループ全体の削除」を参照してください。

[コマンドによる設定]
  1. (config)# interface gigabitethernet 1/1
    (config-if)# shutdown
    ポート1/1をチャネルグループから削除するために,事前にshutdownにしてリンクダウンさせます。
     
  2. (config-if)# no channel-group
    チャネルグループからポート1/1を削除します。
     

(2) チャネルグループ全体の削除

[設定のポイント]
チャネルグループ全体を削除します。削除したチャネルグループに追加されていたポートはそれぞれ個別のポートとして動作します。
チャネルグループはinterface port-channelを削除することによって,全体が削除されます。この削除によって,追加していた各ポートからchannel-group modeコマンドの設定が自動で削除されます。

[コマンドによる設定]
  1. (config)# interface range gigabitethernet 1/1-2
    (config-if-range)# shutdown
    (config-if-range)# exit
    チャネルグループ全体を削除するために,削除したいチャネルグループに追加されているポートをすべてshutdownに設定してリンクダウンさせます。
     
  2. (config)# no interface port-channel 10
    チャネルグループ10を削除します。ポート1/1,1/2に設定されているchannel-group modeコマンドの設定も自動で削除されます。

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