コンフィグレーションガイド Vol.1
本装置のPythonサポート内容と,標準Pythonとの差分および制限を次に示します。
- <この項の構成>
- (1) pythonコマンド
- (2) __pycache__制限
- (3) ポートの使用制限
(1) pythonコマンド
本装置の運用コマンドpythonのコマンドラインオプションについて,標準Python 3.2.3との差異を次に示します。
- -Bオプションは未サポートです。
- -O(OO)オプションは未サポートです。
- -uオプションは未サポートです。
- スクリプトファイルの起動時に適用できるパラメータ数は,最大32です。
- スクリプトファイルの起動時に適用できる一つのパラメータの文字数は,最大63文字です。
- 指定できる総文字数は,空白文字を含めて最大1000文字です。
- スクリプトファイルの起動時に適用できるパラメータには,次の表に示す特殊文字を設定できません。
表17-14 設定できない特殊文字
文字の名称 文字 ダブルクォート " シングルクォート ' セミコロン ; バックスラッシュ \ 逆シングルクォート `
(2) __pycache__制限
本装置では,Pythonからスクリプトをインポートしても,ディレクトリ__pycache__を作成しません。
(3) ポートの使用制限
Pythonを使用して特定のポートをバインドする場合は,IPv4またはIPv6に関係なく,TCP,UDPのどちらもポート番号49155〜49166を使用してください。
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