コンフィグレーションガイド Vol.1
- <この項の構成>
- (1) DNSリゾルバの設定
- (2) DNSリゾルバ機能の無効化
(1) DNSリゾルバの設定
- [設定のポイント]
- DNSリゾルバで使用するドメイン名およびDNSリゾルバが参照するネームサーバを設定します。DNSリゾルバ機能はデフォルトで有効なため,ネームサーバが設定された時点から機能します。なお,ネームサーバへは設定した順番で問い合わせます。
- [コマンドによる設定]
- (config)# ip domain name router.example.com
ドメイン名をrouter.example.comに設定します。
- (config)# ip name-server 192.168.0.1
ネームサーバとして192.168.0.1を設定します。ホスト名情報を参照する場合,最初にこのネームサーバへ問い合わせます。
- (config)# ip name-server 2001:db8::1
ネームサーバとして2001:db8::1を設定します。192.168.0.1のネームサーバへ問い合わせができない場合,このネームサーバへ問い合わせます。
- (config)# ip name-server 192.168.0.2
ネームサーバとして192.168.0.2を設定します。192.168.0.1および2001:db8::1のネームサーバへ問い合わせができない場合,このネームサーバへ問い合わせます。
(2) DNSリゾルバ機能の無効化
- [設定のポイント]
- DNSリゾルバ機能を無効にします。
- [コマンドによる設定]
- (config)# no ip domain lookup
DNSリゾルバ機能を無効にします。
All Rights Reserved, Copyright(C), 2012, 2020, ALAXALA Networks, Corp.