30.1.2 サポート機能一覧
本装置のBFDがサポートする機能の一覧を次の表に示します。
機能 |
サポート |
|
---|---|---|
BFDバージョン |
1 |
○ |
動作モード |
非同期モード |
○ |
要求モード |
× |
|
エコー機能 |
× |
|
認証 |
× |
|
マルチホップ |
○ |
|
グレースフル・リスタートとの連携 |
○ |
|
インタフェース |
イーサネットインタフェース |
○ |
イーサネットサブインタフェース |
○ |
|
ポートチャネルインタフェース |
○ |
|
ポートチャネルサブインタフェース |
○ |
|
VLANインタフェース |
○ |
|
マネージメントポート |
× |
|
シリアル接続ポート(AUX) |
× |
|
ループバックインタフェース |
× |
|
Nullインタフェース |
× |
|
BFD連携サポート機能 |
スタティックルーティング※ |
○ |
RIP,RIPng |
× |
|
OSPF |
○ |
|
OSPFv3 |
○ |
|
BGP4 |
○ |
|
BGP4+ |
○ |
(凡例) ○:サポートする ×:サポートしない
注※ 隣接ゲートウェイだけサポートしています。
本装置はBFDのバージョン1をサポートします。それ以外のバージョンのBFDパケットを受信した場合は,該当パケットを廃棄します。要求モードの使用を要求するBFDパケットを受信した場合は,要求モードをサポートしない旨を応答して非同期モードで動作します。エコー機能および認証を利用したBFDパケットを受信した場合は,該当パケットを廃棄してBFDセッションを確立しません。
BFDは,自装置がグレースフル・リスタートに対応しているかを,BFDパケットで対向装置に広告します。これによって,グレースフル・リスタート中に発生したBFDセッションのダウンが障害によるものか,グレースフル・リスタートによるものかを識別できるようになります。なお,グレースフル・リスタートの影響によるダウンは,障害として扱いません。本装置はグレースフル・リスタートに対応していて,BFD監視を継続できるとして広告します。また,対向装置がグレースフル・リスタート中でも,障害を検出できます。
なお,サポートしていないインタフェースをネクストホップにすると,BFDセッションはダウンします。BFDを使用する場合は,マネージメントポートをネクストホップに設定しないでください。