コンフィグレーションガイド Vol.2


20.1.2 キュー長変更

装置内キューのうち,PSU-FE SSW受信キューおよびPSU-FE NIF送信キューのキュー長(バッファ)を任意の値に変更できます。キュー長を拡張することで,該当する回線から送信されるバーストトラフィックに対して,キューあふれが起きにくくなります。

PSU-FE NIF送信キューのキュー長変更は,PE-NIFだけでサポートします。未サポートのNIFには変更を反映しません。

〈この項の構成〉

(1) キュー長設定仕様

装置内キューごとのキュー長について,デフォルト値と設定できる値を次に示します。

表20‒4 装置内キューごとのキュー長(デフォルト値)

対象装置内キュー

PSUのFE数

装置のデフォルト値

PSU-FE SSW受信キュー

511

PSU-FE NIF送信キュー

1

2047

2

4095

(凡例) −:PSUのFE数に依らない。

表20‒5 装置内キューごとのキュー長(設定できる値)

対象装置内キュー

設定できる値

設定できるキュー長の

合計値

PSU-FE SSW受信キュー

1023,2047,4095

拡張するキュー長のPSU当たりの合計値:

4095以下※2

PSU-FE NIF送信キュー

4095※1,8191,16383,32767,65535,131071

拡張するキュー長のNIF当たりの合計値:

131072以下※2

注※1

FE数が2のPSUでは,運用に反映されません。設定した場合,該当するNIFのキュー長はデフォルト値になります。

注※2

コンフィグレーションコマンドで指定したキュー番号のキュー長の合計値です。キュー長の指定を省略したキュー番号のキュー長は合計値に含みません。その場合,キュー長をデフォルト値として扱います。