show shaper resources【OP-SHPS】
階層化シェーパのリソース情報を表示します。装置単位のユーザ数はコンフィグレーションで設定する階層化シェーパのユーザ数を,ポート単位のユーザ数は階層化シェーパのユーザ数を表示します。
[入力形式]
show shaper resources <port list>
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[パラメータ]
- <port list>
-
装置および指定したイーサネットインタフェースの階層化シェーパのリソース情報を表示します。
ポート番号はリスト形式で指定して,リストに指定したイーサネットインタフェースを一つ以上含むシェーパの統計情報をすべて表示します。<port list>の指定方法および値の指定範囲については,「パラメータに指定できる値」を参照してください。
[実行例]
> show shaper resources 1/1-3 Date 20XX/01/01 12:00:00 UTC Hierarchical-shaper Database Management Shaper-users Used/Max : 256/256000 NIF1: active Shaper-mode=RGQ, Max-queue=8, Extend=disable Port1 Shaper-users Used/Max : 64/ 130 Port2 Shaper-users Used/Max : 32/ 130 Port3 Shaper-users Used/Max : 128/ 130 > |
[表示説明]
表示項目 |
表示内容 |
表示詳細情報※1 |
---|---|---|
Hierarchical-shaper Database Management |
階層化シェーパリソース情報 |
− |
Shaper-users Used/Max |
シェーパユーザの設定ユーザ数と使用できる最大ユーザ数 |
<used>:設定ユーザ数 <max>:使用できる最大ユーザ数 |
NIF<nif no.> |
NIF番号 |
− |
NIFの動作状態 |
active:運用系として稼働中 fault:障害中 initialize:初期化中 inactive:次のどちらかの状態
notsupport:未サポートのボード搭載による運用停止状態 power shortage:電力不足による運用停止状態 disable:コンフィグレーションコマンドno power enableによる運用停止状態 notconnect:未搭載または未使用(シングルサイズのNIFを搭載時,+2したNIF番号はこの表示になります) |
|
NIFの更新状態 |
(restart required):階層化シェーパのコンフィグレーション変更のため,NIFの再起動が必要※2 |
|
Shaper-mode=<shaper mode>※3 |
シェーパモード情報 |
RGQ:RGQ指定 LLPQ4:LLPQ4指定 LLPQ1:LLPQ1指定 |
Max-queue=<queue number>※3 |
ユーザキュー数情報 |
8:8キュー指定 4:4キュー指定 |
Extend※3 |
ユーザ数拡張情報 |
enable:ユーザ数拡張指定 disable:ユーザ数標準指定 |
Port<port no.>※3 |
ポート番号 |
− |
Shaper-users Used/Max※3 |
シェーパユーザの設定ユーザ数と使用できる最大ユーザ数 |
<used>:設定ユーザ数 <max>:使用できる最大ユーザ数 |
[通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
メッセージ |
内容 |
---|---|
The command cannot be executed in the standby system. |
このコマンドは待機系では実行できません。 |
The command cannot be executed. Try again. |
コマンドを実行できません。再実行してください。 |
The command is not authorized by the RADIUS/TACACS+ server or the configuration. |
このコマンドはRADIUSサーバ,TACACS+サーバ,またはコンフィグレーションで承認されていません。 |
The specified NIF number is invalid. (NIF number = <nif no.>) |
指定したNIF番号が不正です。指定したパラメータを確認して再実行してください。 <nif no.>:NIF番号 |
The specified port number is invalid. (port number = <port no.>) |
指定したポート番号が不正です。指定したパラメータを確認して再実行してください。 <port no.>:ポート番号 |
[注意事項]
なし