MIBレファレンス


3.17.7 axBcuBoard(CPU情報)

BCUに実装されているCPU情報を表示します。

〈この項の構成〉

(1) 識別子

axDevice OBJECT IDENTIFIER ::= {axMib 1002}
axBcuBoard OBJECT IDENTIFIER ::= {axDevice 2}
axBcuCpuTable OBJECT IDENTIFIER ::= {axBcuBoard 4}

(2) 実装仕様

axBcuBoard(CPU情報)の実装仕様を次の表に示します。

表3‒61 axBcuBoard(CPU情報)の実装仕様

#

オブジェクト識別子

SYNTAX

アク

セス

実装仕様

実装

有無

1

axBcuCpuTable

{axBcuBoard 4}

SEQUENCE OF AxBcuCpuEntry

NA

BCU実装CPU情報のテーブル。

Y

2

axBcuCpuEntry

{axBcuCpuTable 1}

AxBcuCpuEntry

NA

BCU実装CPU情報のエントリ。

INDEX

{ axChassisIndex,

axBcuBoardIndex,

axBcuCpuIndex }

Y

3

axBcuCpuIndex

{axBcuCpuEntry 1}

INTEGER

NA

BCU実装CPUの種別を示すインデックス。

  • BCU-CPU(1)

  • PA(2)

Y

4

axBcuCpuStatus

{axBcuCpuEntry 2}

BITS

R/O

BCU実装CPUの運用状態。

  • 初期化中(1)

  • 稼働中(2)

  • 障害中(3)

  • BCU未搭載(4)

CPUの運用状態が不明のときは,0を応答します。

Y

5

axBcuCpuUpTime

{axBcuCpuEntry 3}

DisplayString

R/O

BCU実装CPUの起動時刻を文字列で表示します。

"YYYY/MM/DD hh:mm:ss zone"で表示します。

  • YYYY:西暦

  • MM:月(01〜12)

  • DD:日(01〜31)

  • hh:時(00〜23)

  • mm:分(00〜59)

  • ss:秒(00〜59)

  • zone:コンフィグレーションで設定したタイムゾーン識別子(文字列)。設定していない場合は,UTCとなります。

DDとhhの間には,1バイトのスペース文字が入ります。

例 20XX/12/12 12:12:12 UTC

BCU未搭載時,または情報取得不可時は,レングス0を応答します。

Y

6

axBcuCpuClock

{axBcuCpuEntry 4}

Integer32

R/O

BCU実装CPUのクロック周波数(単位:MHz)。

BCU未搭載時,または情報取得不可時は,-1を応答します。

Y

7

axBcuCpuLoad1m

{axBcuCpuEntry 5}

Integer32

R/O

BCU実装CPUの現在から過去1分間のCPU使用率(0〜100)。

5秒以上の時刻変更があり,統計情報が初期化された直後(統計情報が存在しないとき)は,0を応答します。

BCU未搭載時,または情報取得不可時は,-1を応答します。

Y

8

axBcuMemoryTotalSize

{axBcuCpuEntry 6}

Integer32

R/O

BCU実装CPUのメモリサイズ(単位:KB)。

BCU未搭載時,または情報取得不可時は,-1を応答します。

Y

9

axBcuMemoryUsedSize

{axBcuCpuEntry 7}

Integer32

R/O

BCU実装CPUの使用メモリサイズ(単位:KB)。

BCU未搭載時,または情報取得不可時は,-1を応答します。

Y

10

axBcuMemoryFreeSize

{axBcuCpuEntry 8}

Integer32

R/O

BCU実装CPUの未使用メモリサイズ(単位:KB)。

BCU未搭載時,または情報取得不可時は,-1を応答します。

Y

11

axBcuFatalErrorRestartNum

{axBcuCpuEntry 9}

Integer32

R/O

BCU実装CPUの障害による自動復旧回数。

BCU未搭載時,または情報取得不可時は,-1を応答します。

Y